調神社 (さいたま市)

埼玉県の 調神社(さいたま市) を掲載しました。

埼玉県さいたま市にある。
京浜東北線浦和駅の南700mほどの岸町に鎮座。

調宮(つきのみや)とも称される神社で、
調(つき)の名称から月待信仰・二十三夜と関連され
月の宮、月待の宮、月読大明神とも呼ばれ、
また、月のウサギを愛する神と考えられるようになったようで
社殿や手水舎などにウサギの彫刻があり、
撮影し忘れたが狛犬の代わりに狛兎がある。

参拝は、もう9年も前の2002年。
東京出張の際に埼玉に宿泊し、早朝、仕事の前に参拝。
急いでいたので、御朱印もいただかず、写真も数枚しか撮らなかった。

いずれ再訪することもあるだろうと考えていたが
ウサギ年の今年(2011)、年内に埼玉へ行く予定が無いので
とりあえず掲載しておくことにした。

拝殿は瓦葺入母屋造。
正確には本殿とつながった権現造らしいが、
急いでいたので本殿はよく確認していない。

境内の右手(東側)は公園になっており、
本社旧本殿の稲荷神社がある。
江戸時代中期の享保十八年(1733)に建立され
安政年間まで本殿として使用されていたらしい。

社伝によると、第九代開花天皇の時代に創祀されたという。

第十代崇神天皇の勅命によって、神宮斎主倭姫命が参向し、
この地に神宮に献上する調物を納める御倉(屯倉)を建てられた。
調物とは、諸国の産物(絹・綿・海産物など)のこと。
武総野の初穂米調集納蒼運搬所と定めらたため、
調物の搬入の妨げになるということから、
当社には神門も鳥居もないのが特徴。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:31 AM