2011年9月26日
足次山神社 (井原市)
岡山県の足次山神社(井原市)を掲載しました。
岡山県井原市にある。
井原鉄道・井原駅の北1Kmほどの井原町に鎮座。
昔の資料では、井原町倉掛とある場所。
486号線の小田川にかかる井原大橋の西詰を
少し北に入ると境内入口がある。
境内入口は東向き。
境内は東西に長い形状のようだ。
「足次山神社」と刻まれた扁額のある鳥居をくぐると
大きな狛犬があり、池を通って参道を進む。
境内に入ってすぐの場所、左手に誰かの胸像があった。
参道を進むと、境内の鳥居が建ち、その奥に社殿。
瓦葺入母屋造の拝殿の後方に、同じく瓦葺の本殿。
『全国神社名鑑』には本殿権現造と書かれており
拝殿と本殿が石の間で繋がった「エ」の字形になっているのだろう。
参拝は、年末の十二月三十日の朝。
年越しを控え、そろそろ迎春準備を始める頃。
まだ、角松などは無かったが、静かで穏やかな境内だった。
「足次山」と書いて「アスハヤマ」と読むが、
古来、「アシツキノヤマ」「アシキノヤマ」「アスキヤマ」とも読まれ、
一般には「アシツグサン」と呼ばれているらしい。
創祀年代は不詳。
社伝によると、神武天皇御東征のおり、
吉備国に八年間滞留し、当社を五穀豊穣の神として祀られたという。
また、一説には貞観元年(859)十二月の創建とも。
A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:28 AM