根津神社 (文京区)

東京の根津神社(文京区) を掲載しました。

東京都文京区にある。
地下鉄千代田線の根津駅と千駄木駅の中間あたり
不忍通りの根津神社入口交差点から西へ入ると境内入口。

境内入口は東向き。
赤い鳥居の左脇に「元准勅祭 根津神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進み、緩く右にカーブすると境内。
右手に池があり、左手に「つつじ苑」がある。
つつじ苑には四月からゴールデンウィークまで多くのつつじが咲くらしいが
参拝は三月(東日本大震災の朝)だったので、
一輪も咲いていなかった。

境内の中央に神橋があり、瓦葺の国宝・楼門。
楼門を越えると、右手に神楽殿があり、参道左手に手水舎。
参道正面には、透塀に囲まれた社殿のある境内。
入口の唐門も国宝らしい。

その唐門をくぐると、正面に朱の社殿。
社殿は権現造で、拝殿・幣殿・本殿が「エ」の字形に並んでおり、ともに国宝。

拝殿の右手に受付があり、そこで御朱印をいただいたが、
その奥に庫があった。神輿庫だろうか。

当社に到着したのは朝の八時頃。
若い神職の方々が境内の掃除をしており、
通勤のサラリーマンや通学の学生が境内を横断していく、
そんな感じの神社の朝だった。

通称は根津権現。

景行天皇の御宇、日本武尊東征の途次、
武神須佐之男の御神徳を仰ぎ創祀されたと伝えられる古社。

後、文明年間(1469~87)太田道灌が社殿を再建。

徳川時代には、将軍徳川綱吉が嗣子・家宣の産土神として
宝永三年(1706)千駄木の旧社地(現団子坂あたり)より遷座し、
現社殿を造営。永代社領五百石を寄進した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:01 PM