須波阿湏疑神社 (池田町)

福井県の 須波阿湏疑神社(池田町) を掲載しました。

福井県の池田町にある。
池田町役場のすぐ南、476号線に面して境内入口がある。
476号線を挟んで向かい側の空き地に、
一里塚の保塁があり、その上に道祖神が祀られている。

境内入口は西向き。
小さな石橋があり、朱の大きな一之鳥居が建っている。
参道を東へ進むと、稲荷の赤山門とと呼ばれている赤い楼門。
さらに参道を進むと、社殿のある境内。
参道の長さは100m以上あるかもしれない。

二之鳥居をくぐり階段を上ると大きな拝殿。
元禄二年の建立で、池田町の文化財に指定されている。

拝殿の後方にも階段があり、階段上に鳥居が建っていて
その奥に、覆屋根に納まった三間社流造の本殿。
延徳三年の建立で、こちらは旧国宝、国の重要文化財になっている。

参拝は四月終りの連休だったが、
本殿の周囲には雪が解け残っており、
寒いと言うより、キリッとした空気の境内だった。

本殿後方、裏山の中腹に「稲荷の大杉」と呼ばれる御神木がある。

通称は、池田惣社、お稲荷さん。
池田郷四十八ヶ村の惣社として崇敬された神社で、
式内社・須波阿須疑神社三座の論社となっている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:17 PM