當信神社 (信州新町)

長野県にある、當信神社(信州新町) を掲載しました。

長野県の信州新町にある。
信州新町役場から13Kmほどの信級に鎮座。
役場から19号線を南西へ7Kmほど進み、
川口交差点で393号線へ入って5Km北上し、
393号線から西へ1Km弱入る狭い道を進むと境内がある。

境内前には大きな杉が一本。
その根本には、小さな神輿が置かれている。
昔は二本あって二本杉あるいは夫婦杉と呼ばれていたが
一本枯れてしまったらしい。

草の参道を進むと参道階段。
階段の脇に、縄で縛られた石が立っている。
縄のため、良く読めなかったが道祖神だろうか。

参道階段を上ると、社殿のある境内。
境内右手に神楽殿があり、参道正面に拝殿。
拝殿後方に、本殿覆屋がある。
社殿の屋根は、すべて赤色。

田舎の小さな集落にある神社なのだが
その規模は大きく、境内も立派。

当社の社号「當信」は「たぎしな」と読む。
が、『式内社調査報告』によると、
地元では「たにしな」「とうしん」と呼ぶらしい。

創祀年代は不祥。

式内社・當信神社に比定されている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:30 PM

五十鈴神社 (気仙沼市)

宮城県にある 五十鈴神社(気仙沼市) を掲載しました。

宮城県気仙沼市にある。
気仙沼港に突き出した神明崎に鎮座。

港から眺めると、神明崎下にある赤い浮見堂が目につく。
面白そうな場所だと思いながら神明崎まで歩いてきて
浮見堂を撮影するのを忘れてしまった。残念。

浮見堂の近く、神明崎の下に「管絃窟」と呼ばれる穴があり
鳥居が建っていて祀られているようだが、詳細は知らない。

その「管絃窟」側に参道の階段があり、
階段を上ると、当社鳥居が建っている。
さらに階段を上ると、立派な境内社・猪狩神社が建っている。
境内案内によると、
「気仙沼湾に海苔養殖と製塩を伝えた猪狩新兵衛」を祀っているらしい。
その猪狩神社の左に、龍神の石祠がある。
境内の由緒略記によると、龍神社は当社本殿に合祀されているようだが、
気仙沼港を見下ろす景勝の地に建つ祠は、
当地祭祀の本来の姿なのでは、などと想像させる。

猪狩神社から参道を進むと、正面に当社社殿。
コンクリート造のようだが美しい社殿だ。
社殿内部には赤い絨毯(毛氈?)が敷かれ白い壁も美しい。
社号の五十鈴神社に相応しい社殿。

創祀年代は不詳。
社伝によると、応永年中(1394~1427)
一村に一社の皇大神宮を祀ることとなり、
丸森(気仙沼駅近くらしい)に創祀されたという。

後、延宝年中(1673~1681)
神明崎の現社地に遷座されたという。

当社境内(あるいは本殿に合祀)の龍神社は
式内社・計仙麻神社の論社となっている古社。
そうであれば、五十鈴神社は丸森から
龍神の地に遷されたということになる。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:06 PM