伊射奈伎神社 (おおい町)

福井県の 伊射奈伎神社(おおい町) を掲載。

福井県のおおい町にある。
若狭本郷駅の南西10Kmほどの福谷に鎮座。
佐分利川に沿って1号線を進み、
舞鶴若狭道の大阪高浜I.C付近で北へ入り、
川沿いの道を西へ進むと、集落の奥に境内がある。

境内入口に鳥居が建ち、
鳥居をくぐり階段をのぼると県指定天然記念物の裏白樫(ウラジロガシ)の木。
綺麗に整備された境内の中央に、砂利の参道があり、
参道の正面、石組みの上に社殿がある。

拝殿は板の雪囲いをした入母屋造。
拝殿背後の石垣の中に、側面を雪囲いされた流造の本殿がある。

社殿の前には、こちらは町指定天然記念物の栂(トガ)の木。
栂は柘植の別名らしい。
かたわらの立石は注連縄で祀られている。

創祀年代は不詳。
元亀年間(1570~73)の兵火によって由緒等を焼失。
中世には、福谷宮、天満自在天神宮と称し
明治までは、天満宮と呼ばれていた神社。

式内社・伊射奈伎神社に比定された古社で
明治十六年三月、伊射奈伎神社と改称された。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:47 PM