八幡神社 (東河原)

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福井県福井市にある。
JR越美北線・美山駅の南5kmほどの東河原町に鎮座。
足羽川に沿って、2号線を南下し、
476号線との分岐点(河原)あたりで
足羽川(池田川)の東の道を南下する。

民家の横に、参道入口があり、
参道を(東へ)進むと、
扁額に「八幡神社」と刻まれた鳥居が建っている。

鳥居をくぐり参道を進むと正面に社域の林。
林に入ると灯籠が建っており、境内だとわかる。
境内に入った正面には、
石組の上に置かれた石塔がある。
社殿は、境内右手にある階段の上。
階段を登ると、正面に拝殿らしき社殿があり、
後方に社殿があるのだが、
後方にも拝殿らしき社殿と本殿がある。

社殿の側面は、雪囲いの板で覆われているが、
下からのぞくと、「式内 樺神社」と書かれた扁額がある。

社殿はすべて板で覆われており、
周囲の地面と同化して、褐色一色の境内だった。

創祀年代は不詳。

式内社・椛神社の論社の一つ。

『越前国名蹟考』には、
「足羽川は今立郡では池田川と謂い、
角間、魚見、水海、広瀬、樺原、品長瀬を経て
足羽の東郷に至る」とあり
鎮座地名・河原(こうばら)は、
樺・椛(かば)からの転訛であると考えられている。

また、明治初期まで、境内には大きな樺の木が聳えていたという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:49 PM