富士山本宮浅間大社奥宮

富士山本宮浅間大社奥宮 を掲載しました。合計2115社。

富士山山頂にある。
と言っても一番高い場所・剣ヶ峯(3776m)ではなく、
表口(富士宮)登山道の終点だから標高は3700m程度だろうか。

富士山へ登るメジャーな登山道は、
富士宮口・御殿場口・須走口・河口湖口などがあるが
浅間大社奥宮の参道は、南側から登る富士宮口からのルート。

須走口・河口湖口から登るルートの終点には
東北奥宮として奥宮末社である久須志神社が鎮座しており、
御来光を望むなら、こちらのルートでなければ見られない。

今回は、奥宮参拝が目的であること、
登山が嫌いなので最短で登れるルートとして富士宮口から登った。
富士山登山に関しては、他のサイトが詳しいので
ここでは簡単なルート説明のみとする。

まず、富士山スカイラインで新五合目駐車場(2400m)へ。
駐車場から、新六合目(2500m)、新七合目(2780m)
元祖七合目(3010m)、八合目(3250m)、
九合目(3460m)、九合五勺(3590m)の各山小屋を経由して
山頂を目指す。

徳川家康から寄進されたため
八合目から上は、奥宮の境内であり御神域だそうで、
八合目以上の各山小屋から登る道には、鳥居が建っている。

山頂へ到着すると、鳥居の奥に石積みの社殿。
左隣には郵便局がある。
拝殿や本殿の屋根は赤色。
本殿の後方に一つの小高いピークがある。
浅間ヶ岳だろうか。
富士山頂火口の周りには幾つかのピークがあり
各ピークの上には鳥居が立っているようだ。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:13 AM

朝日山計仙麻神社 (石巻市)

宮城県にある 朝日山計仙麻神社(石巻市) を掲載しました。合計2114社。

宮城県石巻市にある。
石巻線・前谷地駅の南西2Kmにある旭山の山頂付近に鎮座。
標高174mの旭山は、
県立自然公園となっているようで緑の豊富な公園。
山頂への道は幾つかあるようだが、
僕は南側入口から。

入口には赤い大鳥居が建ち、
扁額には「霊峰 旭山」と金文字で書かれている。

旭山は、途中までは車で登れそうだが、
山頂部へは行けないようなので
鳥居の近くの駐車場に車を停めて登拝開始。

山頂までの道のそばには、
桃太郎神社や旭山不動尊などがある。
桃太郎神社の名に惹かれるものはあったが
雑草の茂る道なので参拝はしていない。
不動尊は高福寺へ移しており
旭山不動尊へは進入禁止。
というわけで、ひたすら坂道を登る。
山頂近くになると、芝生の公園。
吹き抜ける風が気持ちが良い。

見上げると社域の森が見えてきて、
入口に鳥居も見えてくる。

境内に入ると、正面に社殿。
拝殿の後方には朱の垣の中に流造の本殿がある。

参拝は夏休みの午後。
参拝を終え、周囲を散策しようかと思っていたが
緑の草原と青い空を眺めて時を過ごすことにして
しばらく、ボーっと座っていた。
本当に気持ちよい参拝だった。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:56 PM

石部神社 (山東町)

兵庫県の 石部神社(山東町) を掲載しました。合計2113社。

兵庫県朝来市(山東町)にある。
山陰本線・梁瀬駅の北西400mほどの滝田に鎮座。

線路の北側を走る道に面して参道入口があるが、
この道は、旧山陰道らしい。
実は、入口の場所を正確には覚えていないのだが、
たぶん、駅のそばだったような記憶がある。

で、田圃の横にある、その入口。数段の階段を上ると、
右手に「式内 石部神社」と刻まれた社号標。
二本の木の間を通って、緩やかな坂道を上ると石の鳥居。
鳥居の奥は社叢の森。
参道を進み階段を上ると、木々に囲まれて
少し暗い境内。

境内の奥、一段高い場所に社殿がある。
本殿は覆屋の中にあり確認していない。
社殿の前・右手にも
「式内 石部神社」と刻まれた社号標がある。
社前の社号標が昭和二年の建立。
こちらの社号標は明治二十六年の建立。

創祀年代は不詳。

山王権現とも称された神社で、
式内社・朝來石部神社に比定されている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:18 PM

刀我石部神社 (和田山町)

兵庫県の 刀我石部神社(和田山町) を掲載しました。合計2112社。

兵庫県朝来市(和田山町)にある。
山陰本線・和田山駅の東5Kmほどの宮に鎮座。
273号線(金浦和田山線)を東河川にそって東へ進み、
宮の集落で南へ延びる参道を南下すると境内入口。
東河川流域の盆地にある。

鳥居は、273号線のそば、
参道入口の横に建っているが
273号線からは、よく見えない場所にある。
鳥居の側には、「おかげ灯籠」と呼ばれる灯籠がある。

境内入口の左手には、神池。
境内は広く、奥(南側)に、北向きの社殿がある。
拝殿は入母屋造、後方の本殿は流造と
一般的な神社建築。

拝殿扁額には「刀我石部神社」と書かれているが
当社の正式名は、単に「石部神社」と言うらしく
境内案内、地図や資料にも、石部神社とのみ記されている。

ただし、山東町や出石町にも石部神社があり、
区別のため、刀我石部神社とする資料も多い。
刀我は東河川の「東河」と同じもので
東河川そばの石部神社ということだろう。

創祀年代は不詳。

式内社・刀我石部神社に比定されている古社。

祭神は、天日方奇日方命・踏鞴五十鈴姫命・五十鈴依姫命。
事代主神の御子である兄妹三柱の神々である。

「特選神名牒」には衣摺大明神と称し、
天日方奇日方命のことであるという。

現在地は、岩屋谷と呼ばれる地にあるが、
『式内社調査報告』によると
昔は、宮集落の西にある宮山に鎮座していたという。
宮山は、現地では不動山と呼ばれ、不動尊を祀った山。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:18 PM

石上市神社更新

姫丸稲荷大明神(天理市)の掲載を機に
その本社であり、姫丸稲荷大明神を古社地とする
石上市神社(天理市)のページも加筆した。

見直してみると、サイト開設当時のページは
むちゃくちゃあっさりとした内容の薄いページばかり。
すべて書き直したいという思いがフツフツ。
でも数が多いので、どうしようかと悩む。

少しずつ直していくべきなのだろうが
そんな時間があれば、新しいページを作りたい。
う~ん。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:28 PM

姫丸稲荷大明神 (天理市)

奈良の 姫丸稲荷大明神(天理市) を掲載しました。合計2111社

奈良県天理市にある。
西名阪自動車道・天理I.C.の南東500mほどの石上町に鎮座。
169号線から狭い道を、ずっと入った場所。
その道に面して、南向きの境内がある。

境内入口の鳥居は石鳥居だが、
稲荷神社らしく朱の鳥居が拝殿まで続いている。

拝殿の後方には、朱の本殿。
本殿の右隣りには、少し小振りな境内社・姫玉大明神。

参拝は二月の休日。
午前中は雪がちらついていた、そんな日。
当社への参拝は午後。
169号線から少し入っただけなのに
ひっそりとした稲荷神社で、夜は怖いかも
などと考えながらの参拝。

創祀年代は不詳。

『式内社調査報告』によると、
当社の西1Kmほどにある石上市神社の境外末社で
元は在原寺にあったものを、ここに移したという説がある。

当地は、広高宮跡とする伝承があり
周囲には古墳が散在している場所。

古代の中心地のひとつであり、
石上市神社の古社地であるらしい。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:17 PM