神明神社 (西伊豆町浮島)

昨日に続いて静岡県の神明神社。
神明神社(西伊豆町浮島) を掲載しました。合計2030社。

静岡県の西伊豆町にある。
西伊豆町役場から北西3Kmほどの浮島に鎮座。
136号線にある持越トンネルの南から西へ田子方面へ進み、
途中で、西へ入る。
道なりに進むと浮島海水浴場があるが、
浮島の集落に入ってすぐの路地の奥、
階段上に境内がある。

車道からは境内らしきものが見えるが
参道が分かりにくい。そんな場所。

細い道を進み、階段を登ると
古い鳥居が立つ狭い境内。
石を積んだような場所に社殿がある。
社殿内部を確認し忘れたが、
たぶん、本殿はこの中じゃないだろうか。

木々に覆われた境内で、
境内の木には瘤があって曲がりくねって
ちょっと怪しい雰囲気を醸し出している。

創祀年代は不詳。

『伊豆国神階帳』に「従四位上 二浦谷玉姫の明神」とある古社で、
式内社・布刀主若玉命神社に比定されている神社。

祭神は布刀主若玉命、あるいは布刀主若玉姫命。
姫神を祀る神社は、神明社と名乗ることが多いようで、
当社も神明神社と呼ばれるようになった。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:13 PM

神明神社 (伊豆市)

静岡県の神明神社(伊豆市) を掲載しました。合計2029社。

静岡県伊豆市にある。
136号線の八木沢トンネルの北、
サンセットブリッジから東へ少し外れた場所。
道路から、ちょっと下った場所に
駿河湾に面して、砂利を敷詰めた小さな境内。

小さな境内だが鳥居もあり、
コンクリートの祠の脇には、式内社を示す社号標も。

普通に車で橋を渡ると、見落としてしまう場所。
サイトに掲載している遠景の写真は、橋の上から撮影したもの。
日が沈む頃には、
美しい夕日に染まるのだろうと想像しながら撮影。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:59 PM

尾針神社 (岡山市)

岡山県の尾針神社(岡山市)を掲載しました。合計2028社。

岡山県岡山市にある。
岡山駅の北西1.5Kmほどの京山に鎮座。
180号線から北上し。税務署あたりで西へ入る。

岡山スカイガーデンの南東麓にあり、
境内から山頂の観覧車などが見える場所。
境内入口は南側。
マンションの横に鳥居が立ち、参道を進むと神門。
階段を上がり、神門をくぐると境内。
正面に拝殿があり、後方、垣の中に三間社神明造の本殿がある。

本殿の後に境内社が南向きに並んでいるが、
その後方、奥に磐境の巨石が転がっている。
古代の祭祀遺跡と思われる巨石群。
人工的に切り取られたような岩が印象的。
倒れて割れたのかもしれないなぁ。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:43 AM

佐久神社 (甲府市)

山梨県の佐久神社(甲府市)を掲載しました。合計2027社。

山梨県甲府市にある。
中央道・甲府南I.C.の南1Kmほどの下向山町に鎮座。
笛吹川の南にあり曽根丘陵公園、風土記の丘の近く。

当社の後方、丘の上には健康の杜センターなどがある様子。
そこまで行っていないので、未確認だが。

道路に面して境内入口があり、
階段を登ると、東西に細長い境内。
階段正面には拝殿があり、境内右手に神楽殿。
拝殿の後方には、入母屋造の本殿がある。

社伝によると、雄略天皇二年六月の勧請。
土本毘古王の古墳を大宮山より天神山に改葬し、
その跡に建立されたという。
上代は、今の地の北東にある古宮という地にあり、
その後、社後の山上に遷座。

天文十三年八月領主向山出雲守によって
現在の地に遷されたという。

祭神の、土本毘古王(とほひこおう)は、
別名を手力雄神といい、
甲斐国造祖の「沙本毘古王」のことらしい。

古伝によると、昔、当地が湖水であった頃、
当社祭神が、南山の磐石を裂き開いて水を疏通し、
この地を開いたことから、佐久明神と称すという。

また、当地の巽の方向にある瀧戸山に蛇が住み、
災いをなすので、その蛇の邪気を避くため、
その山の方向に矢を放ち、鉾で威したといい、
よって、佐久というとも。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:29 PM

石上神社 (東松島市)

宮城県にある 石上神社(東松島市) を掲載しました。合計2026社。

宮城県東松島市にある。
陸前小野駅の南1Kmほどの浜市に鎮座。
東部運動公園の側にある松林の中に境内がある。

参道入口には石の鳥居が立ち、
参道を進むと、芝生の広場の奥に朱色の社殿が並んでいる。

境内の鳥居の奥に拝殿。
拝殿全体は、他の社殿と同じ薄い朱色だが、
扉は水色で、レトロというかサイケというか
垣の無い緑の境内とともに、一風変った印象だ。

仁和元年(885)の勧請と伝えられる古社。
鳴瀬川河口部に位置する神社で、
河口部にある沖ノ岩・中ノ岩・岸ノ岩を神体とする。
それぞれに、石上・白鬚・二俣の神を祀るという。

ところで、神体岩とされる三つの岩は、今も在るのだろか。
近くまで来ながら確認しなかったのが残念。

地図を見ると、河口部砂浜の近くに沖ノ明神岩という岩がある。
たぶん、これが石上神を祀る沖ノ岩だろう。

また、河口部対岸に白鬚神社という神社がある。
白鬚神を祀る中ノ岩と関係があると思われるが、
白鬚神社の由緒では、
「往古鳴瀬川に三島あり。
沖の明神、中の明神、岸の明神と称し、
各島の頂上には、当社御祭神たる猿田彦の大神を沖の明神に祀り、
布留霊の神を中の明神に祀り、天の賣女の神を岸の明神に祀る。」
とあり、白鬚神(猿田彦神)が沖ノ岩だと記されている。

とにかく、岸ノ岩なども含めて
次回、宮城へ行く時は、必ず確認しようと決意。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:23 PM

子檀嶺神社奥社 (青木村)

長野県にある、子檀嶺神社奥社(青木村) を掲載しました。合計2025社。

長野県上田市の隣、小県郡青木村にある、
子檀嶺山(1223m)の山頂に鎮座。
当郷、村松、田沢の三地区の境界が交わる点。

数年前、福岡に住んでいた時、
田沢側麓にある里社と中社に参拝したが、
子檀嶺山山頂にある奥社へは参拝しなかった。
現在、その子檀嶺山の近くに住んでいるのだが、
近いので、いつでも登れるだろうと思いながら
これまで登っていなかった。

ということで、念願の登拝。
三地区の信仰の対象なので、
三地区それぞれに登山道があるようだが、
今回は、当郷側(東側)から登るルートを選択。
もっと短時間に登れるルートもあるが、
インターネットで調べたところ、
当郷ルートの途中には鳥居があるらしい。
(他のルートにもあるかもしれないが)
登山ではなく登拝なので、やはり鳥居のあるルートだ。

143号線から大法寺へ向う道を北西へ入り
どんどん進んでいくと登山口。
駐車場には数台の車が停まっているので
先に上っている人が居るのだろう。

当郷登山口から山頂までは、約2時間らしい。
少し進むと、小さな木の橋があり、奥に竹林。
緩やかな歩きやすい山道を登る。
道の脇には大石や畳石などがあり、
木々の間から、チラホラと山頂も見える。

ゆっくりと一時間ほど歩くと、林道に合流。
すぐに林道と分岐する小道を登ると小さな木の鳥居がある。
鳥居の扁額には「子檀嶺岳」とある。
緩やかに登る雑木林を抜け、
急斜面の細いつづら道を登っていくと稜線に出る。
そこから右手(西方向)へ進むと山頂。

登拝したのは暖冬の二月の初め。
林道と合流する地点あたりから雪道だったが、
山頂に近づくと雪が凍り、
滑って登りにくかったがどうにか山頂に到着。
山頂には雪がなくなっていた。

山頂は少し開けており、石の祠が一つと木の祠が二つ。
合計三つの祠がある。
三つそれぞれが別の神社なのか、
すべてが子檀嶺神社なのか。
三地区それぞれに里社があるようなので、
それぞれの奥社なのかもしれないな。
だとすると、西側の石祠が
以前参拝した田沢側里社の奥社となる。

参拝後すぐに下山したのだが、
やはり凍った雪で滑るので、登る時よりも怖い。
へっぴり腰で、木にしがみつきながら
オズオズと下っていく。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:57 PM