布久漏神社 (坂井市)

福井県の 布久漏神社(坂井市) を掲載しました。合計1916社。

福井県坂井市にある。
春江駅の東2Kmほどの丸岡町北横地に鎮座。
30号線の東側、郵便局の向かいに境内入口があり、入口は北向き。
周囲には十郷用水が流れている。

北東から南西に、斜めに走る道路に沿って、
南北の境内なので、境内は細長い形状。
よって、鳥居をくぐった境内は、懐が深い印象なのだが、
境内の木々は整理されているので、
鬱蒼とした杜という感じではない。

資料によると、社号の布久漏は「ふくろ」と読むようだが、
『平成祭データ』には「ふくもり」と記されている。

参道を進むと正面に拝殿、後方に流造の本殿が立っている。

社伝によると、
継体天皇が当国に居られた頃、
二十一柱の皇子のうち、九番目の皇女・円媛命が
当地に住んでおられ、十郷用水の礎を築くなど、
当地開拓に尽力した。
この円媛命は、応神天皇の六世孫であったため、
祖神として当地に祀ったのが、当社の起源。

皇女は、当地で崩御され、
当社の近くに葬られたと伝えられているが、
現在、その場所は不明となっている。

当社の特殊神事に、表児の米というものがあるらしい。
九月十四日の宵、村の若者十数名が褌姿で公民館に集まり、
太鼓の囃子に合わせ歌いながら肩を組み輪になって押し合いをする。
続いて初穂米を臼に入れ、『今搗くお米は、百姓の涙米…』
などの歌にあわせて米を搗き、蒸して神前に供える。
残った米を団子状(表児の米)に丸め、箕のでまく。
翌朝には、「マスヤマスヤ」と呼びながら村中に配るという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 8:35 午後