城端神明宮 (南砺市)

富山県にある、城端神明宮(南砺市) を掲載しました。

富山県南砺市にある。
城端(じょうはな)線の城端駅の南1。5Kmほどの城端に鎮座。
304号線を南下し、南砺市役所城端庁舎あたりで西へ入った場所。
小学校の南側に境内がある。

参拝は10月中旬、平日の朝8時前。
近くに学校が並んでおり、境内の前の道が通学路になっているようで多くの児童や学生が歩いていたので、しばし車の中で時間を潰した後に参拝。

境内入口は東向き。
鳥居の左脇に「郷社城端神明宮」と刻まれた社号標が立っている。
鳥居をくぐって境内に入り参道を進んで右手に曲がると正面に社殿。
ということで、社殿は南向き。
鳥居や拝殿の扁額には「神明宮」とあるが、神社庁の資料には地名を冠した城端神明宮とあり、それが正式な名のだろう。

拝殿は瓦葺入母屋造、後方の瑞垣に囲まれた本殿は銅板葺神明造。

境内に朝日が射しこんで、木々の影がまだらになり写真としては良い出来ではないが、緑が多く神池も美しくて、とても気持ちの良い神社だった。

境内には絵馬堂や神輿堂、境内社の妙義神社などが散在している。
ところで、妙義神社の祭神は奥津比古神・奥津比賣命で、群馬県の妙義神社の祭神と違うのだがどういう経緯で祀られているのだろう。
群馬県の社とは関係ないのだろうか。

古くから「大神明(おおしんめい)」と呼称され崇敬された神社。

創祀年代は不詳。社伝によると、元亀三年(1572)、城端町草創の当初より直海郷伊勢領に鎮座していた太神宮を、天正二年(1574)に当地の惣社として今の地に遷座したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:15 PM