大間々神明宮 (大間々町)

群馬県の大間々神明宮(大間々町)を掲載しました。

群馬県のみどり市(旧大間々町)にある。
わたらせ渓谷鉄道わたらせ渓谷線・大間々駅の北東、
渡良瀬川の高津戸峡の「ながめ公園」の脇に境内がある。

境内から高津戸峡を見渡せる場所があるのだが、
樹木が密生して、何も見えなかった。
境内の近くにある、「はねたき橋」や周辺の遊歩道に行けば
美しい写真が撮れるかもしれない、と思いながら参拝し、
参拝を終えたら、すっかり忘れてしまって、残念ながら写真はない。

境内入口は南西向き。
338号線から、緩やかに下る参道があり、境内入口には石造の神明鳥居。
鳥居をくぐると、左手に手水舎。境内右手に神楽殿。
広く美しい境内の奥に、神明造の社殿がある。

境内の由緒書によると、鎮座六百五十年、中興遷座四百年の記念事業として
平成十二年に社殿が新築されたようで、社殿の右手に旧社殿らしき祠がある。

社殿の背後は、渡良瀬川。
境内の左右には林が広がり、散策路になっているようだ。
木漏れ日の射す晩秋の林は、とても気持ちが良い。

拝殿の扁額には「皇大神宮」とあるが、当社の正式名は神明宮。
ただ、御朱印に鎮座地の「大間々」が筆書きされていたので、
当サイトでは、大間々神明宮としておく。

社伝によると、南北朝時代の貞和三年(1347)、
現在地の東100mほどの渡良瀬川の伊勢ケ淵岩頭に、
天照皇大神が文袋坊によって祀られ、
黒川郷(渡良瀬川流域の里)の一宮として崇敬された神社。

慶長二年(1597)大間々町の鎮守として、現在地に仮宮をたて、
慶長四年(1599)正式に遷座したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:22 PM