諏訪神社 (馬籠宿)

岐阜県の諏訪神社(馬籠宿) を掲載しました。

岐阜県中津川市にある。
観光地として有名な、中山道四十三番目の宿場馬籠宿にある。
といっても馬籠宿の中心は馬籠上、馬籠下らしく、
当社のある馬籠荒町は、少し離れた場所。
馬籠宿から北東へ進むと馬籠峠があり、峠を越えると妻籠宿がある。

以前は、馬籠も妻籠も長野県に属していたが、
馬籠のある山口村が平成十七年(2005)に岐阜県中津川市へ
県を超えて合併をしたので、現在は岐阜県。馬籠峠が県境となった。

馬籠宿には、島崎藤村生家跡の藤村記念館や、
古い石畳、枡形などが残っているらしいが、
観光客が多そうだったので僕は行っていない。

馬籠宿の中心から南西へ下る道に面して境内がある。
境内入口は北西向き。
参拝は晩秋、十一月の後半。紅葉が良い雰囲気だった。

入口の鳥居の脇には「村社諏訪神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐると、木々の鬱蒼と茂った長い参道。
雨後の静かな参道を歩くと突き当たりに鳥居があり、
その鳥居をくぐると、少し広い境内で、奥に社殿。
社殿の向きは西向きになる。
拝殿は寄棟風、後方の本殿は流造だった。

残念ながら当社の詳細は未確認。

社伝によると、承平元年(931)、藤原伊房公により奉斎。
その後、子孫が代々神官を務めて来たという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 1:30 PM