若雷神社 (横浜市港北区)

神奈川県にある若雷神社(横浜市港北区) を掲載しました。

神奈川県横浜市にある。
横浜市営地下鉄・新羽駅の北1,5Kmほどの港北区新吉田町に鎮座。
新羽駅から北上すると、参道入口の鳥居が見える。

南向きの石鳥居の左脇には「若雷神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと、もう一つの鳥居があり、階段を登る。
社殿のある境内は丘の上にあり竹や木の茂る参道は良い雰囲気。
だけど、丘の上は住宅地になっており
参道の印象とは全く異なって明るい境内がある。

参道は南向きだったけど、丘の上の境内は東向き。
入口には大きな新しい社号標が立ち、鳥居をくぐると明るい砂利の境内。
鳥居の近くに綺麗な楕円形の石があり「龍玉石」と刻まれていた。
(草書なので違うかもしれないが)力石だろうか。

境内の参道正面に瓦葺切妻造平入の赤い拝殿があり、
拝殿の後方には流造の本殿。
社殿はともにコンクリート造のようだ。
拝殿の由緒書きによると、寛政十年建立の本殿が老朽化したため、
昭和四十七年三月に本殿を内蔵した新本殿を再建したとあるので
現在見えている本殿は、木造本殿を納めて覆屋なのかもしれない。

社殿の左手に赤い鳥居があり、奥に「伏見稲荷分神」とある稲荷社、
右手にはオレンジ色の鳥居があり、奥に春日神社が祀られている。
由緒書きによると、この春日神社は当社勧請以前に、
京都の吉田神社から勧請されたもので、鎮座地の吉田の起源となっているらしい。

社伝によると、人皇五十六代清和天皇の御代、
山城国上賀茂神社の賀茂別雷神を勧請した古社で、
『三代実録』貞観六年七月廿七日に「武藏國從五位下若雷神從五位上」とある式外社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:10 PM