日宮神社 (氷見市中央町)

富山県にある、日宮神社(氷見市中央町) を掲載しました。

富山県氷見市にある。
氷見駅の北1.5Kmほど、氷見市役所の北100mほどの中央町に鎮座。
415号線に面して東向きに境内入口がある。

入口右手には「日宮神社」と刻まれた社号標。
参道を進むと石の鳥居が立っており、
鳥居をくぐると右手に漆黒の神馬像。腹に桜の紋が美しい。
参道左手には倉が並んでおり神輿が納められているのだろうか。

さらに参道を進むと正面に美しい朱の拝殿。
ただ、参拝が早朝だったためか、拝殿の黒い扉が閉じられていた。
『全国神社名鑑』の写真では、扉が開放されているので
日中であれば別の姿が見られるのかもしれない。
だが、個人的にはこの黒い扉がエキゾチックな雰囲気で良い感じ。

拝殿の後方、少し離れた場所に入母屋造の本殿は、
朝日を浴びて輝いていた。
まさしく日出を見る日見(氷見)の地に鎮座する日宮神社の本殿。
鳥除けのためか、黒い網で保護されており、
忍者のようだなぁ、と思いながら参拝。

社伝によると天長五年(828)二月の勧請という古社。
神霊に玉・鏡・剣を祀る。

此の地は古く、比美の江と呼ばれた名所で、
万葉集に大友家持が「比美乃江過弖多古能之麻・・・」と歌った地。
潮頭日出を見るがゆえに、日見と称して天照大神を祀ったという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:23 PM