金毘羅神社 (瑠璃光寺)

山口県の金毘羅神社(瑠璃光寺)を掲載しました。

山口県山口市にある。
山口駅の北2Kmほどの香山町に鎮座。
というより、観光名所として有名な瑠璃光寺境内にある小さなお宮。
9号線から北へ入った場所、山口県庁の北にあり、
瑠璃光寺を中心とした香山公園の中にある。

瑠璃光寺に入ると正面に本堂があり、右手に池。
池の奥に五重塔が美しい。

瑠璃光寺の右手の丘の上、池を見下ろす位置に祠が見える。
参道階段を上って行くと、当社の鳥居が立っており、
「金毘羅大権現」と染められた幟が立ち、流造の祠がある。

境内由緒によると、貞治三年(1364)、大内氏が航海の安全を祈願して
琴平の金刀比羅宮を鎮守の神として勧請したのが当社の起源。

瑠璃光寺の始まりは、
南北朝時代の武将・大内義弘によって創建された香積寺。
大内義弘が応永の乱で足利義満に敗れて戦死したため、
弟の大内盛見が兄を弔うために五重塔を建設。
嘉吉二年(1442)に完成したもので、塔の尖端まで31.2メートル。
現存する五重塔の中で10番目に古く、
法隆寺(奈良県)、醍醐寺(京都府)と並び、日本三名塔と言われているらしい。

山口市内を観光しながらブラブラし、中原中也記念館を出た後に、
瑠璃光寺を見ていないことを思い出して参拝してみた。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:49 PM