白根神社 (草津温泉)

群馬県の白根神社(草津温泉)を掲載しました。

草津温泉で有名な群馬県の草津町にある。
温泉街の中心にある湯畑から少し北へ入った場所に参道の入口。
階段の途中には「郷社白根神社」と刻まれた社号標が立っている。
階段を上り鳥居をくぐって右へ進むと手水舎がある。

参拝は11月の初旬。早朝、夜明けの頃。
硫黄の香りに満ちた草津温泉全体が、紅葉に色づいて美しかったが、
境内参道の木々も紅葉し、そこに朝日が射し込んで、
とても美しい境内だった。

参道の途中に昔の鳥居の礎石らしきものが両脇にあり
右の礎石の上にはカエルの置物が置かれていた。
そのカエルの周りを誰かがモミジの葉で飾っていた。
風が吹けば無くなってしまうものだけど、なぜか心が和む。

参道を進むと「白根大明神」と書かれた扁額のある鳥居があり、
鳥居をくぐると社殿のある境内。
入母屋造の拝殿の後方に本殿がある。

本殿は、資料によると神明造らしいので、たぶん、覆屋の中にあるのだろう。

創祀年代は不詳。
『上野国神名帳』に吾妻郡十二社の「従一位 白根明神」とある古社。

火山である白根山を祀る神社で、もとは白根山上に鎮座しており、
草津温泉入口(運動茶屋公園付近)には遥拝所があったが、
明治六年、郷社に列格した際に、
温泉街を見下ろす囲山と呼ばれる現在地に社殿を建立した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:23 PM