五百立神社 (奈良市)

奈良県の 五百立神社(奈良市) を掲載しました。

奈良県奈良市にある。
東大寺南大門から大仏殿に向かって北へ130mほど進んで
左手(西)の丘(五百立山)の麓に鎮座。
朱の鳥居の奥に、朱の垣に囲まれて小さな祠がある。

当社の右手に参道が奥に延びており
その先には、「鉄道職員殉職者供養塔」の
石造十三重塔が立っている。

もとはその場所に鎮座していたが、
昭和七年頃、この塔を建立するため、遷座されたらしい。

創祀年代は不詳。
式内社・五百立神社に比定されている古社。

手向山八幡宮の末社として、古来「五百餘所社」と称しており、
一説には、天平年間、大仏殿修造の時に活躍した
五百余人の番匠(現在の大工)を祀るとも伝えられている。

そうであれば、その地に鉄道職員殉職者供養塔があるのも
まんざら場違いではないような気もする。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:19 PM