男坂神社 (養父市)

兵庫県の 男坂神社(養父市) を掲載しました。

兵庫県養父市にある。
養父駅の西13Kmほどの大屋町宮垣にある。
9号線を西へ進み、大屋川と合流して6号線へ進入。
大屋川に沿って6号線を9Kmほど西へ進むと当社境内がある。

当社の北には琴弾峠があり、272号線の琴弾トンネルがある。
参道の左手に「式内 男坂神社」と刻まれた社号標が立ち、
参道を進むと、右手に境内社の祠。
さらに参道を進み、階段を上ると鳥居が立っている。
両部鳥居の扁額にも「式内 男坂神社」。

鳥居をくぐり参道を進むと手水舎があり、
さらに階段を上ると社殿がある。

拝殿は入母屋造。背後の本殿も入母屋造で銅板葺き。
どっしりとした重量の屋根で、荘厳な雰囲気。

境内全体が一つの丘になっているようで、
自然にあふれた神域だが、
社殿のある頂上部が少し狭い。

『養父郡誌』によると、
上古、少彦名命と大名持命の国土経営のおり、
当地にて六張の琴を奏でたことから
琴弾山と呼ばれるようになったという。

また、その縁より、少彦名命の神霊を留めて天神と称した。
鎮座の山は、小さな少彦名命が
神産巣日神の手の俣の間からこぼれ落ちた故事から
手間山と称していたが、
天神が、いつしか天満天神となり、
手間山も天満山と呼ばれるようになったという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:20 PM