仁科神明宮 (大町市)

長野県にある、仁科神明宮(大町市) を掲載しました。

長野県大町市にある。
大糸線・信濃大町駅の南7Kmほどの社宮本に鎮座。

高瀬川に沿って51号線を南下し、
安曇沓掛駅から東へ高瀬川を越える334号線との交差点から
東へ上って行くと、参道入口の鳥居が立っている。
さらに参道を進むと境内入口。
入口の右手に駐車場があるので、ここまで車で来ることができる。

境内に入ると、参道脇に大きな三本杉。
中央の大杉は、昭和五十四年の突風で倒伏してしまったらしい。

さらに参道を進むと手水舎があり、左手に鳥居が立っている。
鳥居をくぐると、鬱蒼と木々の茂る神域。
参道を進み、階段を上ると社殿のある境内。
社殿は南向きに鎮座している。

鳥居正面に神門があり、神門の脇から奥へ入ると拝殿。
拝殿の右脇に、元御神木の根。
拝殿の後方、垣に囲まれて、中門・釣屋・本殿がある。

創祀以来、二十年に一度の立て替えが行われ
現在の社殿は、寛永十三年、松本藩主松平直政により造替されたもの。
大町の宮大工・金原周防により建てられ、
奈良時代から続く神明造の原初の形を伝えるものとして
国宝に指定されている。

当地は伊勢内宮の神領・仁科御厨となり、
神領鎮護のため、仁科氏が伊勢内宮を康和年中(1100頃)に勧請。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:40 PM