芝大神宮 (港区)

東京の芝大神宮(港区) を掲載しました。

東京都港区にある。
浜松町駅の西300m、港区役所の東、地下鉄大門駅のそばに鎮座。

参道入口は15号線に面して東向き。
参道を200mほど西へ進むと大きな白い石の鳥居。
鳥居の左手には生姜塚と社号標。

当宮創建当時、周辺が生姜畑であったらしく、
境内や近辺で盛んに生姜が売られていたという。
江戸時代には当宮の生姜市は有名だったようで、
広重によって生姜市がいくつか描かれている。

鳥居をくぐり参道階段を上ると神明造の社殿。
階段上にある左右の狛犬の台座には「め組」と刻まれている。

歌舞伎「め組の喧嘩」は当宮境内で開催された相撲興行での
「め組」の火消し・辰五郎と力士・九竜山の喧嘩の話。

僕は「め組の大吾」を連想してしまったが
当地域周辺は火消し・め組の管轄らしい。

境内に力石が置かれているが港区指定の文化財。
港区には十四点の力石が確認されているらしい。

社殿の脇から本殿が見えるのだが、木々が茂って撮影できなかった。
形式はやはり神明造のようだった。

神明宮、日比谷神明、飯倉神明宮、芝神明宮ともよばれた神社。

平安時代、寛永二年(1005)一条天皇の御代の創祀。
古く飯倉山芝公園丸山(東京タワ-付近)に鎮座していたが
慶長三年(1598)に現在地に遷座した。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 3:47 PM