龍頭山神社

廃絶神社、龍頭山神社

釜山(プサン)にあった神社。

延宝六年(1678)三月倭館移転の際、
対馬領主・宗義貞が日韓商船の安全守護として
現地に金刀比羅宮を奉祀したのが起源と言われている。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 3:35 AM

夜都岐神社 (天理市)

奈良県の 夜都岐神社(天理市) を掲載しました。

奈良県天理市にある。
長柄駅の北東2Kmほどの乙木町に鎮座。
山の辺の道沿いにある神社なので、訪れる人も多い神社。
ただし、現在の山の辺の道は、
通学路として明治時代に作られたものらしいが。

169号線から51号線を超えて真っ直ぐに東に延びた参道があり、
途中に朱の鳥居と「式内夜都伎神社」と刻まれた社号標が建っている。

その参道を突き当たりに、
「山の辺の道ははるけく 野路の上に 乙木の鳥居 朱に立つ見ゆ」
と刻まれた石碑があり、左手(北方)へ進むと境内。
入口には石の鳥居が立っている。

宮山(たいこ山)と呼ばれる前方後円墳が境内。
境内の中央には萱葺の拝殿があり、拝殿扁額には「夜登岐神社」。
拝殿の後方に、朱の垣に囲まれて五つの社殿が鎮座している。
五つの社殿は中央が一番大きく、左右に行くほど小振りとなっている。

中央の大きな社殿が武甕槌神を祀る本殿。
右手の小振りの社殿が比賣大神を祀り、
その右手の、さらに小振りな社殿が境内社の琴平神社(大物主命)。

本殿の左手の小振りの社殿が経津主命を祀り、
その左手の、さらに小振りの社殿が天児屋根命を祀る。

琴平社を除く、四社殿が当社の本殿ということになる。

また、朱の垣の左手に、さらに垣に囲まれて八坂神社(牛頭天王社)があり、
その西側に鬼子母神の小祠が祀られている。

明治維新まで六十一年毎に春日大社若宮社殿と鳥居を下付されており、
現在の本殿は、明治三十九年に改築されたもの。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:59 PM

久麻加夫都阿良加志比古神社

能登の 久麻加夫都阿良加志比古神社 を掲載しました。

石川県七尾市にある。
のと鉄道・能登中島駅の北西3Kmほどの中島町宮前に鎮座。
熊木川の沿って23号線を進むと、
能登有料道路の横田I.C.の南に、
道路に面して南向き(やや南東向きか)の境内。

入口の鳥居は、基本的には石の両部鳥居だが、
笠木の上に、さらに笠木がある、いわゆる越前鳥居。
その鳥居の脇には「久麻加夫都阿良加志比古神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐると、正面に大きな社殿。
拝殿は瓦葺入母屋造で、後方に本殿の覆屋が付属している。

境内は広く、大きな御神木がある。
境内社には大きな薬師社があるが、
境内の奥に参道が続き、加茂社が鎮座。

正確には、薬師社は境内末社だが、加茂社は境外社として別の神社。
当社には、境外末社が19社あるらしいが、その中の一社なのだろう。
創祀年代は不詳。
俗に熊甲宮、通称は、お熊甲とも称する神社。
本地仏は薬師如来だったらしいので、
境内社・薬師社は、ようするに本社の分身なのだろう。

初め、祭神は西岸村瀬嵐に漂着され、
後に熊木村上町高瀬の森に鎮座し、さらに現在地に遷座したという。

式内社・久麻加夫都阿良加志比古神社に比定されている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:32 AM