蛟蝄神社 (利根町)

茨城県の 蛟蝄神社(利根町) を掲載しました。

茨城県利根町にある。
成田線・布佐駅の北東6Kmほどの立木に鎮座。
栄橋を渡って利根川を超え、4号線を1.5Kmほど進み、
新利根川に沿って東へ2Km程度入った場所。
209号線と合流する手前、集落の北側、老人ホームの隣に境内がある。

境内入口は南側。狭い道に面して参道の階段があり、
階段脇には「蛟蝄神社(奥の宮)」と書かれた案内が建っている。
当社は、蛟蝄神社の奥の宮と呼ばれており、
当社の西300mほどの位置に門の宮と称する神社がある。

階段を登ると、入口に比して広い境内。
鳥居をくぐり、石板の参道を進むと正面に社殿。
赤い屋根の拝殿の後方に、垣に囲まれた流造の本殿がある。
拝殿の屋根は寄棟造になっているが、向拝が前面に突き出した形状。
屋根瓦の部分が、面白い形をしていた。

参拝日はあいにくの雨だったが、シトシトと静かに降る雨が良い感じ。

境内に小さな石祠が幾つか祀られている。
一つの石祠の前に「氏神」と刻まれた石が建っているが
詳細は分からない。
『茨城県神社誌』には、境内社・琴平神社と記されているが分からない。

社伝によると、
孝霊天皇三年(前288)に水神の彌都波能賣命を
文武天皇二年(698)に土神の波迩夜須毘賣命を祀ったのが始まりという。
一般的には、文武天皇二年の創祀。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:17 AM