八幡宮 (旭町和田)

島根県の八幡宮(旭町和田)を掲載しました。

島根県の旧旭町(現浜田市)にある。
浜田市旭支所の西2.5Kmほどの旭町和田に鎮座。

7号線の南に境内があるのだが、記憶があいまい。
ひょっとすると、7号線の一本南の道路に面していたかもしれない。

参道の階段をのぼると鳥居が建っており、
扁額には「八幡宮」の文字。旭町の八幡宮は
みな「八幡宮」というのが正式名なので
区別のために鎮座地名を頭に付けて呼ぶようだ。
よって当社の通称は、和田八幡宮。

鳥居をくぐると、右手に手水舎があり、
左手に、杵市山神社と杦神社の合祀された祠がある。
参道を進み、階段を上ると神門があり、
神門の奥が社殿のある境内。

境内中央に大きな瓦葺の拝殿がどっしりと鎮座。
拝殿の後方、石組みの上に流造の本殿がある。

拝殿の左手、社務所との間に鳥居が建っており
奥に境内社の山辺神社がある。こちらの本殿も立派な流造だった。

社伝によると、
寛元元年(1243)の創祀。
名古屋城主福屋藤兵衛藤原兼広が、仁知三年(1242)鎌倉の合戦で利を失い
陣中において、鶴岡八幡宮に祈願し、加護を得たので、
石見国へ帰国後、寛元元年四月九日、
舎弟の山辺神社神主の山根左京之進藤原好兼を鎌倉に遣わし、
御分霊を七谷山に勧請したのが当社の創祀。

境内左の山辺神社は、
白雉三年(652)大和国石上神宮より
布都魂大神・布留魂大神の御分霊を勧請した古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:32 AM

鳥居の分類

久しぶりに 「神社知識」 に追加。

本棚に眠っていた 『鳥居の研究』 根岸栄隆著 と 『鳥居考』津村勇著 を元にした鳥居分類一覧を作成。
昔読んだはずなのに、忘れていた分類をいくつか発見。
参考の画像を、過去の写真から探し出すのに時間がかかってしまったが、面白かった。

こちらから 神社知識



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:33 PM

走田神社 (亀岡市)

京都府の 走田神社(亀岡市) を掲載しました。

京都府亀岡市にある。
亀岡駅の西3Kmほどの余部町走田に鎮座。
亀岡駅から西へ進み、京都縦貫自動車道を越えて300mほどの場所。
曽我谷川の西側に境内があるが、境内入口は道路に面した北側。

参道入口に鳥居が建ち、右手に「走田神社」と刻まれた社号標がある。
鳥居をくぐると、樹木に囲まれた広い砂利の参道。
100mほどもあるだろうか。
参道の突き当り、右手(西側)に、東向きの社殿が建っている。
社殿は、垣に囲まれた一段高い場所。
垣の中央に神門があり、奥には流造の立派な本殿。
本殿前に拝殿はなく、唐破風向拝が付き出している。

参拝は夏の休日。曇天。
樹木に覆われた境内では、
日射しが強いと木洩れ日と影のコントラストが強く撮影には不向き。
森の中の神社では、曇天か夜明け間際の参拝が良い感じなのだ。

創祀年代は不詳。

社伝によると和銅四年の勧請という。

式内社・走田神社に比定されている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 5:34 AM

鹿蒜田口神社 (南越前町)

福井県の 鹿蒜田口神社(南越前町) を掲載しました。

福井県の南越前町にある。
南今庄駅の西1Kmほどの新道に鎮座。
207号線から北へ入った場所。

参道入口は、207号線の南にある道路に面しており、
自然石の社号標に「式内鹿蒜田口神社」と刻まれている。
参道脇には二基の燈籠。
狭い参道を進むと鳥居があるが、一之鳥居だろうか。

さらに参道を進み、207号線を越えると、
山の麓に社域の森が見えてくる。
参道の長さは200mあるだろうか(無いかもしれない)。
参道の両脇は畑になっているが、参道は、狭いながらも舗装された道。

境内入口の両脇に、高い木が聳えており、
境内背後も、鬱蒼というより整備された森。

狭い境内に入ると左手に手水舎。
正面に瓦葺平入の拝殿があり、
拝殿の後方、少し離れて石組みの上に本殿覆屋がある。

社伝によると、養老二年(718)の創祀。

式内社・鹿蒜田口神社の論社とされている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 6:58 PM