伊福部神社 (出石町)

兵庫県の 伊福部神社(出石町) を掲載しました。

兵庫県豊岡市にある。
豊岡駅から南東に10Kmほどの出石町中村に鎮座。
426号線を南下し、円山川にかかる円山大橋を渡ってさらに南下。
出石川に沿って、さらに426号線を南東へ進み、
426号線から、出石川支流奥山川に沿って
10号線を500mほど南下すると、
10号線の東側に、西向きの境内がある。

境内は10号線の東側だが、10号線の西側に鳥居が建っている。

道路に面し、石垣に囲まれた境内は清潔で、
昇る朝日を背に受けて、
ひっそりとというか、すっきりとした佇まい。

境内に入ると、右手に手水舎。
鳥居の左手に「郷社伊福部神社」と刻まれた社号標。

境内中央には、入母屋造瓦葺の拝殿があり、
その後方に、銅板葺入母屋造の立派な本殿がある。

本殿の右手に福徳稲荷神社、
左手には(たぶん)天満神社が祀られている。

境内右手に、小さな観世音菩薩があり、
その脇に、上に登る階段。
階段を登っていくと、立派な愛宕社があり
扁額には「愛宕大権現」と掲げられている。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 1:46 PM

息神社 (浜松市)

六年前に参拝した神社。
静岡県の 息神社(浜松市) を掲載しました。

静岡県浜松市にある。
JR舞阪駅の北1.5Kmほどの雄踏町宇布見に鎮座。
宇布見橋を北へ越えて、
62号線をから北へ300mほどの場所に境内がある。
石垣に囲まれた境内の入口は南側。
数段の階段を上ると石の鳥居。
鳥居の右手に「息神社」と刻まれた大きな社号標。

境内に入ると、モニュメントのような
変った形の手水舎があって、ちょっと複雑な印象。

参道正面に瓦葺の拝殿があり、
拝殿の後方には本殿覆屋がある。

社伝によると、慶雲二年(705)の創祀。
式内社・息神社に比定されている古社で、
仁寿二年(852)従五位下を授けられた神社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:42 PM

都祁水分神社 (都祁友田)

五年前に参拝しながら、ようやく掲載。
奈良県の 都祁水分神社(都祁友田) を掲載しました。

奈良県奈良市にある。
天理駅の東10Kmほどの都祁友田町に鎮座。
境内入口は西向き。
農道の奥に社域の杜が見え、入口に鳥居が建っている。
鳥居の左脇には「式内大社 都祁水分神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐると100mほどの参道が東へ続いている。

境内の中央に舞殿があり、境内左右に社務所や参籠所。
舞殿の後方に、銅板葺入母屋造平入りの大きな拝殿。

拝殿の後方に、朱の垣が施され、
垣の中に朱の春日造本殿が鎮座。
本殿は室町時代中期、明応八年(1499)に造営されたもので
国の重要文化財に指定されているらしい。

創祀年代は不詳。

式内社・都祁水分神社に比定されている古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:43 AM

八剱神社 (羽島市桑原町)

岐阜県の八剱神社(羽島市桑原町) を掲載しました。

岐阜県羽島市にある。
岐阜羽島駅の南5Kmほどの桑原町八神に鎮座し、
通称は八神様。

長良川と木曽川に挟まれた場所にあり、
134号線の北側の道路に面して参道入口の鳥居が建っている。
鳥居扁額には「八剱宮」とあり、
鳥居の右脇には「郷社 八剱神社」と刻まれた社号標。
その右隣りには「稲荷神社 八剱神社」と刻まれた、もう一つの社号標。
どうやら、八剱神社と稲荷神社が祀られている神社らしいとわかる。

鳥居をくぐり、参道を進み、小川にかかる橋を渡って
さらに参道を進むと赤い両部鳥居が建っている。
その鳥居をくぐると社殿のある境内。
参道正面に拝殿があり、参道左手に手水舎。

社殿は瓦葺の拝殿と、その後方、石組みの上に幣殿らしき社殿。
その後方に二棟並んだ、流造の本殿がある。

残念ながら、当社の由緒については未確認なので
稲荷神社と併祀されているかどうかも未確認。
ただ『平成祭データ』では、八剱神社と稲荷神社は同じ住所になっており、
末社もすべて同じ社が記されている。

式内社・石刀神社の論社の一つとして参拝した神社で、
本社社殿の左手に石が祀られており、
「式内石刀神社旧跡」とある。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 2:32 PM

香山神社 (高浜町)

福井県の 香山神社(高浜町) を掲載。

福井県の高浜町にある。
若狭本郷駅の西1Kmほどの高森に鎮座。
おおい町との境界近く、27号線の南の丘が境内。
27号線脇に当社駐車場があり、白い鳥居が建っているが
表参道は27号線に向って北向き。
駐車場からも境内に入れるが、
とりあえず、27号線から階段を上って参拝開始。

鳥居をくぐると参道が南へ続いていくが
参道は、JR線路を越える高架状態で面白い。
電車が来るのをしばらく待ってみたが、
さすがに本数は少ないようなので、あきらめて参拝再開。

参道の先に、石垣に囲まれた東向きの境内はあり、
境内の社殿は東向き。
ちなみに、この石垣は
本郷小堀の山ノ神古墳群から搬出した石材を使用しているらしい。

境内に向って左右に、同規模の社殿があり、
本社香山神社は右手(北側)の社殿。
左手は、摂社・牛尾神社(天日槍命・八王子命)の社殿。
両社の間をつないだ渡り廊下のような場所に、
境内社が並んで祀られている。
祀られている境内社は、右(本社側)から、
夷(恵美須)神社、熊野神社、事平神社、
荒神神社、瘡神神社、稲荷神社。

香山神社・牛尾神社ともに拝殿は無く、
本殿の覆屋の庇が前に延びており、その場所で参拝をする。

社伝によると
神武天皇の功臣天香山命を当地方開拓の祖神と仰ぎ、
香山(加来)山の霊地に鎮め給うという。
また、天香山命の後裔・若犬養宿祢の氏人が
養老年間(717~723)、この地に氏神として奉祀したという。

式内社・香山神社に比定されている神社で
『若狭国神名帳』に「正五位 香子山明神」にある古社。
高森に鎮座しており、高森乃宮とも称される神社。

牛尾神社は、第十一代垂仁天皇の御代、
渡来帰化した新羅国王子の天日槍命の末裔が
始祖を氏神として、延暦十年(791)頃、当地に創祀したという。
こちらも『若狭国神名帳』に「正五位 杜本明神」にある古社。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 1:05 PM