比波預神社 (伊東市)

静岡県の比波預神社(伊東市) を掲載しました。合計2209社。

静岡県伊東市にある。
JR伊東線・宇佐美駅の北東500mほどの宇佐美に鎮座。
宇佐美川を越えて、狭い坂道を登ると境内。

入口に社号標が建ち、鳥居が建っている。
境内入口付近には駐車場があり、
車を停めて参拝開始。
駐車場の脇には「サイの神」の石像や石が祀られている。
「サイの神」は邪霊の侵入を防ぎ、旅の安全を守り、
子供を疫病から守る神なのだが、
伊豆地方の「サイの神」は、女性が座った形の像。

参拝日は、非常に天気が良く、
木漏れ日がクッキリとして、写真の出来は良くないのが残念。

境内には、大きなホルトの木が枝を広げており、
境内の奥に、コンクリート(?)の社殿。
拝殿の賽銭投入口から覗くと
木造の本殿が鎮座していた。

創祀年代は不詳。

式内社・加理波夜須多祁比波預命神社と考えられており、
『伊豆國神階帳』には「従四位上 たまたの明神」と記されている古社。

主祭神は、加理波夜須多祁比波預命。
言い伝えによると、加理波夜須多祁比波預命は三島溝橛耳神の長子。
上代海上より上陸し、当地を開拓した神で
宇佐美の氏神として祀られた。
比波預命の孫・多祁美加々命より五代・伊波磯命は
伊豆國忌部であるという。
その後、淳和天皇の頃、始めて社殿を造営した。
また、延喜年間、菅原道真公を合祀したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:49 AM