敷山神社 (鯖江市)

福井県の 敷山神社(鯖江市) を掲載しました。合計2143社。

福井県鯖江市にある。
鯖江駅の東7Kmほどの河和田町に鎮座。
河田川と天神川が合流する地点から北東へ500mほど。
山の斜面に境内がある。

境内入口の階段の上には石鳥居。
階段の右に「式内 敷山神社 是ヨリ三町」と刻まれた社号標。
左に「式内 指定 敷山神社」と刻まれた社号標が建っている。

鳥居をくぐると広い境内。
境内の右手には、漆器神社。
河田町は「うるしの里」と言うらしく、
河田川沿いにも同名社が存在する。

境内は、全体が山の斜面にあり、
階段をウネウネと登る感じ。
階段を登ると、神輿殿があり、
さらに登っていくと絵馬堂のような建物。
参道は、さらに登っていく。
参道には、織部灯篭のような背の低い灯籠が並んでいる。

参道を進むと、もう一つの境内社。
社名は確認できなかったが、
『福井県神社誌』には、境内社として漆器神社の他に
遠敷神社の名が記されているので、たぶん、遠敷神社だろう。

さらに参道を進むと、当社社殿のある境内。
中央に、入母屋造の拝殿があり、
後方には流造の本殿がある。
拝殿の扁額に「惣社敷山神社」と書かれている。
近隣の惣社的神社なのだろう。

境内の様子を文字で説明すると
かなり登るように伝わるかもしれないが、
実際は、それほど登るわけではない。

創祀年代は不詳。
一説には、
加賀国江沼郡敷地村菅生鎮座の石部神社の分霊を勧請した神社。
社伝によると、
もとは霊山岳に鎮座していたが、
延喜年間(901~)祠長より敷山神社の社号を付与され、
安和元年(968)、森禅空が神託を受け、
村人と相談して、大平の地(現在地)へ奉遷したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:01 PM