志波姫神社 (古川桜ノ目)

宮城県にある 志波姫神社(古川桜ノ目) を掲載しました。合計2139社。

宮城県大崎市(旧古川市)にある。
古川駅の北西3Kmほどの古川桜ノ目に鎮座。
江合川の北側、江合川にかかる桜の目橋の近くに境内がある。
境内入口は南側(だったと思う)。
参道入口に石鳥居が建ち、
鳥居の右手に「志波姫神社」と刻まれた社号標。

鳥居をくぐり参道を進むと朱の鳥居。
参道の右手は砂地の広場のような感じ。

さらに参道を進み、数段の階段を登ると社殿がある。
社殿は濃い褐色。入母屋造の拝殿の後方に本殿がある。

拝殿の屋根には桐紋が付けられており
中央には菊の紋。

社伝によると、
天平神護元年(765)の創祀。

式内社・志波姫神社の論社の一つで、
『三代実録』に「志波姫神従四位下」とある古社。

もとは現在地から7・800m離れた桜ノ目集落内にあったが
元禄六年(1693)、領主石母田氏によって
現在地に遷座された。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 4:07 PM

荒嶋神社 (大野市)

福井県の 荒嶋神社(大野市) を掲載しました。合計2138社。

福井県大野市にある。
越美北線・下唯野駅の南3Kmほどの佐開に鎮座。
真名川の東岸を南北に走る171号線を南下し
少し東へ入る。
もう少し南下すると、真名川にかかる佐開橋を越えて
157号線と合流する地点だが橋を渡らずに東へ。
車道を進むと、正面に境内が見えてくる。

鳥居をくぐると、背の高い木々の茂る境内。
鳥居の右手には「式内 荒嶋神社」と刻まれた社号標。
境内の奥が一段高くなっており、その上に拝殿がある。
階段を登ると正面に拝殿。
拝殿の左手には、横向きに「嵐嶌宮」。
(あらしまぐう、と読むのだろうか)。

拝殿の後方が、さらに一段高くなっており、
本殿や境内社の社殿が並んでいる。
本殿は瓦葺の流造だが、側面には雪除けのためか
テント地らしきシートが付けられていた。
また、本殿の扁額には「春日宮」と書かれている。

創祀年代は不詳。
明治元年8月に現在地へ移された神社で、
それ以前は、当社の東に聳える荒島岳(1523m)の
中腹に鎮座していたようだ。
現在地には、もと春日宮が鎮座しており
春日宮の地に荒嶋社が合祀され
社号を荒嶋神社と変えたことになる。
だから、本殿には、
いまだに「春日宮」と書かれているのだろう。
とすると、拝殿の左手にある「嵐嶌宮」(あらしま宮?)は
どういう位置づけになるのだろうか。
こちらが、山から下りてきた大権現なのかもしれない。

伝承によれば、物部大連公がこの山を領し、
公の没後、里人が公を崇めて大権現として祀ったという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:48 PM