三國神社 (坂井市)

福井県の 三國神社(坂井市) を掲載しました。合計2150社。

福井県坂井市にある。
兵庫川と竹田川が合流し、九頭龍川に合流する手前。
えちぜん鉄道・三国神社駅の南500mの三国町山王に鎮座。
小山(山王山・旧三国山)全体が境内になっている感じで、
駅名になっているほど、当地では有名な神社。

当社の鎮座する三国は、日本海航路の要衝として
かっては三津七港に数えられたほど
古代より繁栄した土地。

境内入口は南側。
入口鳥居の脇には、大きな木が聳え、
左手には「縣社 三國神社」と刻まれた社号標。

参拝は、五月の連休の午後。
参拝時に結婚式が行われるようで、
鳥居の階段を、傘をさしかけられた花嫁が登っていた。

邪魔にならないように脇で待ち
一行が居なくなった頃に参拝開始。
鳥居をくぐり、階段を登ると随神門。
随神門をくぐると左手に宝物殿、神馬堂。

ゆるくカーブした参道を進むと、社殿。
拝殿の後方、垣に囲まれて入母屋造りの本殿。
本殿の後方、垣の間から見ると、本殿の軒下に一匹の猿の像。
山王宮と称していた頃の名残だろう。

男大迹天皇(継体天皇)が、坂井中高向から三国の地に移られ
治水・排水の難事業を克服され、開港の精華を得られたのは
宝亀四九年の頃。
その縁により、天皇崩御の後、
朝廷より天皇の御神霊を鎮め祀られたのが当社の起源。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 10:20 PM