片山日子神社 (瀬戸内市)

岡山県の片山日子神社(瀬戸内市)を掲載しました。合計2005社。

岡山県瀬戸内市にある。
JR長船駅の南東1Kmほどの土師に鎮座。
千田川に沿って西へ、83号線(飯井宿線)の北側に境内がある。
地名からも分かるとおり、当地・土師は
平安時代、土器を作って朝廷に奉進していた里。

参拝は、正月三日の朝。
曇天のため、広い境内は寒々として重い空気。

境内入口には、車両進入防止の黄色いフェンスがあり、
奥に、鳥居が建っている。
鳥居をくぐると正面に神門。
神門の奥に社殿がある。
拝殿の後方、石組みの上に入母屋造の本殿。
すっきりとしたフォルムが美しいと思う。

境内は広いが、境内の東隅、
木々に囲まれて社殿が建っているのが面白い。
もっと真ん中にあれば良いのに。

創祀年代は不詳。

当初は、現在地の南にある
甲山(神山、国府山、164m)の山頂に鎮座していたが
中世(一説には後冷泉天皇天喜三年八月)、
麓の現在地に遷座したという。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 9:26 PM

飯野山神社二社 (飯野吉野・飯野宮下北)

宮城県にある 飯野山神社(飯野宮下北) を掲載しました。合計2003社。

宮城県石巻市にある。
北上川の西、30号線の東にある飯野山(110m)の
西麓、飯野宮下北に鎮座。当社の西には桃生城跡がある。

境内入口は西向き。
小さな橋を渡ると鳥居があり、
傍らに「延喜式内 飯野山神社」と刻まれた社号標。

鳥居をくぐり参道を進むと参道階段。
緩やかに上る階段の途中にも鳥居があり、
さらに上ると神門がある。
神門の奥が境内。

一段高い場所に、同じ規模の二棟並んだ社殿がある。
向って右側が本社の社殿。
左側は、境内社の熊野神社(伊弉諾命)。
扁額には「熊埜宮」と書かれていた。

本社拝殿の扁額には「飯野山神社」。
後方には、小さな本殿がある。

境内全体が斜面にあるような感じで、
深く大きな印象。
大きな木も多く、緑に囲まれた空間で気持ち良い。

同じく宮城県にある 飯野山神社(飯野吉野) を掲載しました。合計2004社。

宮城県石巻市にある。
北上川の西、30号線の東にある飯野山(110m)の
南側中腹、飯野吉野に鎮座。
吉野集落の奥の山の中。

集落のはずれに参道入口の大鳥居が建っており、
鳥居の傍らには、三峯神社が祀られている。
鳥居の脇の車道を進むと、分岐路があり、
『延喜式内社 飯野山神社(吉野)』と書かれた社号標。
参道の横には、二つの祠と、
庚申などの幾つかの石碑が祀られている。

参道をさらに登ると境内。
境内の中央に赤いお堂のような拝殿がある。
この形式を宝形造というらしい。
拝殿の後方にある本殿は入母屋造。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 11:12 PM

駒形根神社里宮 (栗原市)

宮城県にある 駒形根神社里宮(栗原市) を掲載しました。合計2002社。

宮城県栗原市にある。
くりはら田園鉄道の栗原田町駅から
北西に7Kmほどの沼倉一の宮に鎮座。
457号線を北上し、三迫川を越えて西へ。

境内入口に駐車場があり、白い鳥居と赤い灯籠が建っている。
参道入口には、「勅宣 日宮駒形根神社」と刻まれた社号標。
参道を進むと階段があり、階段の途中に神門。
神門をくぐると、さらに階段。
階段の両脇に境内社が二つ。
さらに階段を上ると境内。
境内中央に赤い屋根の社殿が建っている。
拝殿の扁額には、「日宮」。
拝殿後方の本殿の屋根に勝男木が三本あるが
前方に斜めになっているのは、そういう形式なのだろうか。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 12:16 AM

吾妻屋宮 (笛吹市)

山梨県の吾妻屋宮(笛吹市)を掲載しました。合計2001社。

山梨県笛吹市にある。
石和温泉駅の北2Kmほどの山の中腹に鎮座。
山梨岡神社の摂社で
山梨岡神社の北1Kmほどの位置。

140号線からフルーツラインへ向う道へ入り、
西関東連絡道の鎮目I.C.の手前を左へ進むと、
果樹園の中をウネウネと上る道に出る。

その車道は、先に進むと長谷寺付近に到着するが
そこまで進まず、右手の山の中へ入る必要がある。

当社までの道が良くわからなかったので、
そのウネウネ道をゆっくり走っていると、
車道から細い道が上に延び、脇に石碑。

「日本武尊御舊跡 虫切坂」と刻まれた石碑の道を
まっすぐに歩いて上ると、また車道に出たが、
その車道を越えてさらに山道が続いている。
車道脇の小屋の横へ続くその道をさらに上り、
緩やかに左に曲がると、赤い鳥居が見えて来た。

鳥居の奥は雑草の多い山道で、
猪除けと思われるフェンスの扉。
扉を開けて先に進み、しばらく歩くと、
石段の参道があり、階段の上が境内がある。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 1:50 PM

表門神社 (市川三郷町)

山梨県の表門神社(市川三郷町)を掲載しました。合計2000社。

山梨県の市川三郷町にある。
身延線芦川駅の北200mほどの上野に鎮座。
3号線(甲府市川三郷線)の脇、小学校の隣りに境内。
境内入口の鳥居は、北西(3号線)向き。

赤い鳥居の脇には、
「市川文殊 表門神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり、参道を進むと小学校があるので
突き当たりで左折すると、神門前に広い場所がある。
普段は駐車場として利用されているような感じの広場。

赤い神門をくぐると、正面に神楽殿があり、奥に社殿。
大きな拝殿の後方に、流造の本殿が鎮座している。

社殿から左手にも参道があり、
3号線へ出る道に、背の低い春日型の鳥居がある。
鎌倉時代建立の石鳥居らしい。

参拝は、晩秋の午後。
広い境内は枯葉で茶のジュータン。
カサカサと音を立てての参拝は
心が落ち着いて良い感じ。
境内には、山梨特有の立石もある。

当社社号は、「表門」と書いて「うわと」と読む。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 1:48 PM

浅間神社三社 (松崎町・伊豆市・下田市)

伊豆の浅間神社三社。どのお宮も山の上なのだ。

浅間神社(下田市) を掲載しました。合計1997社。

静岡県下田市にある。
下田駅の西にある下田富士(191m)の山頂に鎮座。

通称、ハブ山とも呼ばれる下田富士は、
南北方向から見ると、円錐形の綺麗な山だが、
東西方向から見ると、南になだらかな山。
ということで、参道入口は南麓にあり、
136号線の脇に、境内入口の鳥居が建っている。

鳥居の左手には、淡島明神の祠。
階段を上ると、不動が祀られ、
さらに上ると境内。境内奥に拝殿がある。
拝殿の左上に、龍爪神社の祠があり
その右手、拝殿の後方から山頂へ続く30分ほどの山道。
参道山道は、一本道なので迷うことはない。

参拝は、正月三日の日の出前。
下田は観光地なので、正月には人や車が多いため、
混雑を避けて、まだ暗い時刻から参拝を開始。
写真を撮ると、明るく見えるのだが、
上りはじめた頃は、足元もよく見えない状態だった。
ということで、ほとんどの写真は下山時に撮影した。

山道をしばらく上ると、小さな祠がある。
八合目ほどの場所にあるが、脇に
「是より上女人禁制」と刻まれた石碑が立っている。

祠の脇の道を進むと、岩の道に出る。
前日は雨が降っていたので、滑らないように注意して進むと、
山頂の鳥居が見えてくる。
山頂は、少し広い境内で、奥に本殿。
本殿の後方には、石が積まれ、中央に石塔が立っていた。

浅間神社(伊豆市) を掲載しました。合計1998社。

静岡県伊豆市にある。
伊豆半島の西側、土肥町の南。
136号線から東へ入った場所にある
浅間山(355m)の山頂に鎮座。

136号線を南下し、小下田に入ったあたりから東へ入ると
車道の行き止まりに溜池があるのだが、
その脇から、浅間山参道の山道が続く。
ダラダラと上る山道を登ると浅間山の山頂。
岩に囲まれた社殿の背後に到着する。

社殿はコンクリート造り。
台風によって社殿が破損したので
現在のようになったという。

社殿の正面へ回ると、鳥居が立っており
扁額には「浅間宮」と刻まれていた。

浅間神社(松崎町) を掲載しました。合計1999社。

静岡県の松崎町にある。
伊豆半島の最西端・雲見岬にあり、
雲見温泉の近く、136号線の西側に聳える
烏帽子山(159m)に鎮座。
烏帽子山は、御嶽山とも雲見ヶ嶽とも呼ばれる
小さいが独立した岩山。
その中腹に拝殿があり、山頂に本殿がある。

136号線から西に入ると、すぐに鳥居。
階段を上ると大きな拝殿。
拝殿の扁額には、「雲見神社」と書かれている。

拝殿の右手に、山頂に続く長い階段があり
階段を上りきった場所、展望台のような場所に祠。

そこからさきは、ウネウネと山道を上る。
しばらく上ると、岩の道となり、
大きな岩を迂回すると、山頂本殿が見えてくる。
本殿の覆屋の扉が開錠されていたので
中をのぞくと、本殿の扁額には、「御嶽浅間宮」とある。

参拝は、正月元日の午後。
何組かの参拝客が、ハァハァと喘ぎながら
山頂を目指していた。
初日の出の時刻には、もっと多くの参拝客が居たかもしれないが
かなり狭い山頂なので、どうなるんだろうか。

本殿覆屋の扉が施錠されていなかったのは
正月だったからかもしれない。
ひょっとすると、途中(階段上)にあった祠の中にも
何かが祀られていたかもしれないが未確認。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 3:51 PM