波宇志別神社 (横手市)

秋田県にある 波宇志別神社(横手市) を掲載しました。合計1804社。

秋田県横手市。
大森町にある保呂羽山(438m)の山頂近くに鎮座。
東北地方には幾つか保呂羽山と称する山があるが、
保呂羽山信仰のオリジナルはここ。

29号線から、山頂近くまで車道がウネウネと続いている。

山頂付近、車道から北へ登る道があり、車でも入って行けそうなコンクリート道。
その入口にゲート(開いていた)がある。
前回、保呂羽山を訪れた時は、車はこれ以上入ってはいけないのかと思い、
ゲート前の空き地に車を止めて、歩いて登ったが
車で入っても特に問題はなさそうな感じだった。
というわけで、今回は、行ける所まで車で登る。
しばらく登ると、登山道入り口に到着。
山道入口から、約500mで山頂に到達するので、そこからは歩いて登る。

社伝によれば、天平宝宇元年(757)八月、
神主大友吉親が、大和国吉野の蔵王権現を勧請し、
金峰と称したのが始まり。

祭神は、蔵王権現と同じと考えられる安閑天皇。
近世には、安閑天皇の他に、天日鷲命も主祭神であったらしく、
天日鷲命の方が古くから(修験道以前)の祭神であるとの説もある。
保呂羽山信仰は、地主神が猛禽信仰と結合して成り立ったもので、
神使は山鳥らしく、鷲の名を冠した神が採用されたのだろうか。



A. 掲…掲載 — gensyoushi 7:28 AM